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美術で造った「育てていきたい種・芽」の続きを造り続ける自分を描きました。引き出しは「思い出」の入れ物で「記憶」が詰まっています。造っている植物は私の「核」です。「思い出」と「描き造り続ける自分」を1つにまとめ表現しました。
アクリル絵の具と鉛筆による表現を使い分け、自分の思いを精密に描いている。また、大胆な構図も目を惹く。過去から未来に向けて、モノやコトやオモイを造り上げる、強い熱意を感じる。離れて見ても、近寄って観ても、感動が伝わってくる力作である。題名「造り続ける」ことにこだわり、表現を追求し続けた作品は、最高賞であるグランプリ賞にふさわしい。
私は、この作品で初めて油絵で描きました。慣れなかったですが、油絵具を使うことで、絵の世界観が表現できました。どこかの惑星の景色を想像して描いたものです。不思議な雰囲気をかんじてもらえたらと思います。
「自然」「植物」に侵略されてしまった世界なのか、「自然」「植物」と共存している世界なのか。青空は、希望や束の間の安心にも見える。植物が伸びていくように、一筆一筆に作者がこめた思いと力がみなぎる、力強い作品である。
私は家族5人の笑顔を描きました。一人一人の好きな物事を詰め込んで楽しい作品に仕上げました!顔の周りには季節ごとの花が4つあり、「これからも春夏秋冬を一緒に過ごしてね」というメッセージを込めました!
笑顔の家族をコミカルに描いている。なんて素敵な家族だろうか、家族愛に満ち溢れている。地球温暖化にヒントを得て、題名は家族温暖化。家族の好きなものを丁寧に描きながら、楽しんで描き上げている。グランプリ賞と僅差であり、『家族大好き大賞』を与えたい。
皆さんは眠ることが好きですか?眠り、夢を見ることが私は大好きです。そのため、好きなように眠っている自分を描きました。メリーゴーランドが回り続けるように、この大好きな時間もずっと続けばいいのに。という思いでメリーゴーランドを描きました。
鮮やかでポップな配色に包まれたファンタジックな雰囲気の中、そこに眠る少女の姿には確かなリアリティがある。柔らかく繊細に伝わる肌の質感、その色彩が織り成す世界は、鑑賞者に心地よい夢を想起させる。
僕は建物が大好きです。「災害が起こり、崩れていく建物を前に人々は願った。すると神は天から剣を授け、剣と赤い輪で結び建物を守った。」忘れられない夢を絵にしました。崩れそうな所を黒の紙に白鉛筆で描き、緊張感を持たせました。
「災害の影響を受けて崩れていく建造物を救いたい」という人々の願いを聞いた神が起こした奇跡を、作品の上部で表現している。黒い空間に浮かび上がる建物の存在感が、現実世界の風景に勝り、どちらが現実なのか、戸惑いを覚える描き方が印象的である。発想の豊かさと画面構成の面白さに感動した。
カラスが不思議な世界に迷い込み、捕らわれている様子を描きました。模様が1つもかぶらにようにし、色の配置を意識しました。左下のカラスと右上のカラスが向き合っているのは、右上のカラスに対しての「憧れ」を表しています。
画面を直線で分割した中に表現されたデザイン的な作品である。捕らわれたカラスが様々な文様に囲まれていて、暖色と黒色のきつい圧迫感の中に逃避の願望を感じる作品である。フリーハンドで描いた様々な文様は、自由な世界なのかもしれない。
0歳から4歳の「私」が将来の私を描いている絵です。この絵を描いている時は、周りと自分の差に悩んだり、色使いや構図に後悔したりしました。しかし、「未来の私」に正面から向き合い描いていくことで、自分自身を成長させられたようでした。
なんて素敵な発想だろうか。0歳から14歳までの15人の自分が、未来の自分を描き創り出している。これまでの自分を俯瞰しながら、自分自身を見つめ、家族や友達への感謝の気持ちも込めて描いたのだろう。「自分大好き賞」を与えたい。
題名の通り、3年間描いてきた中で、1番輝きのある作品にしました。工夫したところは、女の子が太陽だから光っているような感じを工夫しました。
明るく爛漫な女の子を太陽に見立て、ひまわりがすべて取り囲むように明るい色彩で描かれている。全ての視線を集めている少女はかつての作者自身と考えると、悩み多き社会を生きている本人の現在を推察させる、奥深い作品である。
学校の四季を黒板にチョークで描く自分と、中学校での思い出や魅力的な作品との出会いを床に描き、思いを込めた教室にしました。周りの人形は支えてくれる人たちです。「ライラック」「アイビー」も描き花言葉の意味も込めて表現しました。
黒板に描く自分を中心に、周囲の花や人形などで上手く立体的な空間をつくり出している。全体の配色もよく、自身の想いが教室内に溢れている。充実した学校生活を送っていることが素直に伝わってくる作品である。
作品と向かい合う時の不安を忘れて夢中になれる気持ちを忘れたくないので、構図を切り取る自分を描いて「今を大切にする」イメージで描きました。宙に浮かぶオーヴは「未来に残したい記憶」です。画面全体を落ち着いた青系で表現しました。
まずこの「青」に心を奪われた。さわやかな「青」ではなく、落ち着いた、しっとりとした夜空のような「青」。主人公がじっくりとゆったりと構えて見据えている「今」が、この落ち着いた「青」の道へとつながっているように感じた。
今の私には、まだ知らないもの、表現できないもの、できないことがたくさんあります。今の私がもっている色、育ててきた色を大切にして、未来の私がいろいろな色をみせてくれるように、これからもがんばっていきたいです。
絵を描く自分自身や、未来を見つめる作者の眼差しを正面から誠実に描いている作品である。絵画と共に成長してきた過去を振り返りつつ、今後もがんばろうという意欲を感じさせる。
気がつくと、ぼくは機械の街にいた。周りを見たら、機械で作られた建物が並んでいた。しばらく歩いてみると駅があった。少し待つと汽車が来た。乗り込んだ僕は、いつの間にか寝てしまった。目が覚めたらそこは・・・。
夕日に染まった空、青い色の駅舎らしい建物の屋根、そして灰色の機械の部品。色の美しさに目を奪わる。じっくり見ると機械の部品は素材の色が様々で、一つ一つが何かを語りかけてきそうである。そして他の機械と共にこの空間に漂う作者自身。物語がいくつも浮かんできそうな魅力ある作品である。
今まで見てきた自分の記憶に残っている好きな風景を描きました。描いた絵が気に入らなくて何回も書き直したりして一つ一つの絵にストーリー性をもたせれるように頑張りました。
「無題」の題名に未来への展望を感じ取れる構成が印象的である。過去の絵たちに装飾された壁面と、新しい白いキャンバスとの対比により、作品と向き合う事で時が刻まれていくような、尊い感覚を呼び起こしてくれる。
第6回アートリンピック展より作品集を発行しております。グランプリ賞作品から銅賞作品までの作品をご覧になることができます。
※著作権保護の観点により第6回~第10回作品集のPDFデータにはパスワードが設定されています。
募集作品
1.テーマ
「自由」※オリジナル作品とする
2.作品サイズ
・最小(8号455mm×379mm、4つ切り542mm×382mm)最大(S30号910mm×910mm)ただし、B1パネルは可
3.応募資格
・資格…福井県内中学校美術部員2・3年生
※1年生、立体、共同作品は募集していません
・点数…一人一点
4.申込
(1) 生徒の皆さんは、各学校の美術部顧問の先生に参加を申し込んでください。
(2) 各学校は4月中に参加申込を事務局に提出ください。
(3) 6月28日に出品名簿データを送信してください。
(4) 搬入日は7月26日(金)16時30分~17時と7月27日(土)8時~9時です。「福井県立美術館」まで搬入してください。
5.作品の状態
・作品は額装か、パネル張りか、台紙に貼ってください。
・作品の裏面に必ず、学校名、名前等をマジック等で記述ください。また、天地が判別しづらい作品は、「天・地」も記述ください。
・吊り具、ヒモがない場合は受付出来ませんので必ずお付け下さい。※ヒートンを使用する際は、(他の作品との接触・破損事故防止の為)作品裏側から飛び出ない様に、木枠の内側に取り付けて下さい。
・作品の撮影のため、作品表面に光沢のあるガラス板やプラ板のある額装やビニールシートを張ることは極力お避け下さい。
・出品者自身で制作した額の場合、塗装に使用した絵具の特性により、審査時・移動・保管の際、額の塗装面が剥離・汚れ・付着を起こす可能性があります。予めご了承下さい。
6.キャプション(名札)
・応募決定校に事務局よりキャプション枠データをお送りします。
・「絵で伝えたい思い」を書いてください。
・手書きパソコンどちらの記入方法でもかまいません。
・自画像の欄はなく、作品ナンバーを大きく記すこととします。
・ラミネートをしたものを作品下部中央に養生テープで貼り付けます。
・キャプションのコピーを裏面に外れないように必ずお貼りください。
7.審査および表彰
(1) 審査員は、高文連美術部会の先生方(高校美術)と美術の専門家(画家・学芸員等)が中心となります。
(2) 7月27日(土)9時~12時に審査します。
(3) 金賞13点、審査員特別賞8点、銀賞24点、銅賞36点を目途に審査します。
(4) 金賞作品の中から、グランプリ賞を決定します。
(5) 表彰式は、8月11日(日)午前10時~11時30分に開催します。
8.参加特典
・出品者全員に作品集1冊を差し上げます。
9.募集規定
・応募作品の著作権は応募者に帰属いたします。ただし、主催者は、本展の宣伝広報のため、応募作品の写真撮影を行い、撮影した画像等を編集し、チラシ・ポスター・表彰式での映像・作品集・ウェブサイトを含む広告等に無償で掲載できるものとします。
アートリンピック展は平成23年2月26日から3月6日に開催された「第1回ふくい中学生アートリンピック展」から10年以上続く福井県内の中学生美術部作品の展覧会です。
「第1回ふくい中学生アートリンピック展」
日 時:平成23年2月26日~3月6日
会 場:福井市AOSSA
参 加:16校
応募数:140作品
「第2回ふくい中学生アートリンピック展」
日 時:平成23年8月9日~8月15日
会 場:福井市AOSSA
参 加:16校
応募数:約220作品
「第3回ふくい中学生アートリンピック展」
日 時:平成24年8月4日~8月6日
会 場:福井市AOSSA
参 加:17校
「第4回ふくい中学生アートリンピック展」
日 時:平成25年8月9日~8月18日
会 場:福井市AOSSA
参 加:18校
応募数:230作品
「第5回ふくい中学生アートリンピック展」
日 時:平成26年8月7日~8月10日
会 場:鯖江市まなべの館
参 加:19校
応募数:290作品
「第6回ふくい中学生アートリンピック展」
日 時:平成27年7月30日~8月2日
会 場:鯖江市まなべの館
参 加:26校
応募数:314作品
「第7回ふくい中学生アートリンピック展」
日 時:平成28年8月4日~8月7日
会 場:坂井市ハートピア春江
参 加:25校
応募数:294作品(平面275作品、立体7作品、共同平面10作品、共同立体2作品)
「第8回ふくい中学生アートリンピック展」
日 時:平成29年8月2日~8月6日
会 場:福井県立図書館
参 加:25校
応募数:335作品(平面252作品、立体2作品、共同6作品、1年ホープの部75作品)
「第9回ふくい中学生アートリンピック展」
日 時:平成30年8月8日~8月12日
会 場:福井県立図書館
参 加:29校
応募数:平面315作品
「第10回ふくい中学生アートリンピック展」
日 時:令和元年7月28日~8月2日
会 場:福井県立図書館
参 加:26校
応募数:平面306作品
「第11回ふくい中学生アートリンピック展」
日 時:令和2年8月1日~8月2日
会 場:福井県立図書館・福井県立美術館
参 加:24校
応募数:平面248作品
「第12回ふくい中学生アートリンピック展」
日 時:令和3年7月27日~8月1日
会 場:福井県立図書館
参 加:26校
応募数:平面303作品
「第13回ふくい中学生アートリンピック展」
日 時:令和4年7月25日~7月31日
会 場:福井県立図書館
参 加:21校
応募数:平面304作品
「第14回ふくい中学生アートリンピック展」
日 時:令和5年7月31日~8月6日
会 場:福井県立図書館
参 加:21校
応募数:平面218作品
「第15回ふくい中学生アートリンピック展」
日 時:令和6年8月2日~8月11日
会 場:福井県立美術館
参 加:23校
応募数:平面264作品
第3回グランプリ賞作品
第4回グランプリ賞作品
第5回グランプリ賞作品
第6回グランプリ賞作品
第7回グランプリ賞作品
第8回グランプリ賞作品
第9回グランプリ賞作品
第10回グランプリ賞作品
第11回グランプリ賞作品
第12回グランプリ賞作品
第13回グランプリ賞作品
第14回グランプリ賞作品
展示会場
・「福井県立美術館 2階ー第3・4展示室」2024年8月2日(金)~8月11日(日)
※当サイトでの全作品公開は秋頃を予定しています。
表彰式
・「福井県立美術館 実技研修棟」2024年8月11日(日)13時00分~14時00分(12時45分受付開始)
①車
福井北ICをご利用の場合は、福井北ICより国道416号線を西へ進み、「重藤」交差点を左折いただきますと、約500mで右手に県立美術館が見えてきます。
国道8号線をご利用の場合は、「新保」交差点にて西に曲がっていただきますと国道416号線に入ります。そのまま西へ進み、「重藤」交差点を左折いただきますと、約500mで右手に県立美術館が見えてきます。
②バス
京福バスJR福井駅前西口 1番のりば から、京福バス27系統、2番のりば から、京福バス23、25、26、28系統にて約10分。「藤島高校前」にて下車。
※23、26系統は日祝 運行無し、27、28系統は土日祝運行無し
すまいるバス北ルート(田原・文京方面線)「藤島高校前」下車すぐ。
③電車
えちぜん鉄道福井駅(JR福井駅東口すぐ)より、三国芦原線にて約10分。田原町駅下車、徒歩約8分。
福井鉄道(福鉄)福井駅(JR福井駅西口)より、下り・田原町方面行きにて約10分。田原町駅下車、徒歩約8分。